重要文化財百科

毛馬水門

毛馬水門は大阪府大阪市北区にある水門のことです。 大阪キタのシンボル、淀川と旧淀川を隔てる役割を果たしています。 元々は淀川だけでしたが、淀川が頻繁に洪水によって氾濫していたために明治中期に新しく淀川が作られることになり、旧淀川は大川へと名前を変えました。 新しく淀川が開通すると淀川と大川を往来する船のために「毛馬第一閘門」が作られ、淀川から大川への水の量を調整する「毛馬洗堰」が作られました。 毛馬洗堰と毛馬第一閘門は国の重要文化財にも指定されています。 特に毛馬第一閘門は建造物マニアにはたまらない造形美と、レトロ感があります。 鮮やかなライトブルーに着色されたゲートと明治時代のレンガとのコントラストが素晴らしいんです。 毛馬第一閘門は公園として整備されているので、中に入ることもできます。 降りていく階段も打ちっ放しのコンクリートをなぞるように螺旋になっていて、まるでどこかダンジョンにでも入っていくような高揚感を与えてくれます。 半開きのまま固定された閘門の扉の隙間から見える真っ直ぐ伸びた通路。 この半端な開き方は、閘門の美しさを際立たせるための演出だそうですが、よくわかっています。開き方が絶妙なんです。 淀川沿いに突然現れる重要文化財。誰でも中に入ることができるので、是非一度見てみて下さい。 訪れる際にカメラは必須ですよ!